障がい者支援施設
ももぞの育成園
安全・安心の視点、個別性の視点、地域生活の視点を基本原則とし、支援しています。
ひとりの人として充実感を持ってもらう
豊島 文子Toyoshima Fumiko
生活支援員
ももぞの育成園では「寄り添う心+笑顔=ももぞの育成園」をスローガンに日々さまざまな支援を実践しています。
その一つとして「当たり前のことを当たり前に行う」さまざまな視点から個に光を当て生活感を味わっていただきます。例えば、あらゆる場面において選択肢を設け「自分の意思で選ぶ」を基に幅を持たせ自分の意思(思い)を実現し張りのある生活を創り出し実感することが人として当たり前のことと考えます。また、施設サービスを利用されている方々も障がいがある以前に「ひとりの人間」としてあらゆる尊厳が保障され、自分の思いが実現できる(少しでも近づける)ように支援しています。
利用者の方が抱えている一つひとつのものに寄り添い歩み、ひも解くことによって、利用者の方の笑顔が見られることがわたしたち支援員の役目だと考えます。
これからも育成園を一つの通過点として次への生活へと繋げていけるように取り組んでいきます。利用者の方々の“笑顔っていいなぁ”。自然とわたしたちも笑顔になれます。
事業内容
障害者総合支援法に基づき、施設入所支援事業と生活介護事業「きぼう」の二つの事業を行っています。施設入所支援事業は、夜間、休日の支援、生活介護事業は日中時間帯の支援を行っています。これら二つの事業を一体的に行っていますが、例えば、施設入所支援はももぞの育成園を利用し、日中は他の事業所の生活介護事業を利用することも可能ですし、日中時間帯のみ、ももぞの育成園の生活介護事業を利用することも可能です。事業が二つあることで、利用者様にとってサービスの幅が広がったといえます。
常に介護を必要とする利用者様に、個別支援計画に基づいて、夜間および休日の、入浴、排泄、食事の介助等を行っています。また、利用者様が自立した日常生活を営むことができるように、個々の置かれている環境に応じて、個別のニーズに沿ったサービスの提供、相談、その他日常生活の支援・介護をすることを目的としています。また、個室を基本とした居室や住空間・食事空間の選択など快適な居住の場の提供も行っています。
ご利用条件 | 18歳以上の知的障がいの方で、障害支援区分4以上の方 (50歳以上の方は区分3以上) |
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定員 | 入所施設 40名 短期入所 1名(空床型) |
ご利用手続き | お住まいの管轄の福祉事務所にご相談ください。 |
一日の暮らし
日中の生活介護時間帯ではリサイクル作業や創作活動、ウォーキングなどを行い、平日の夕方、休日(土・日・祝)は、余暇活動支援を行っています。余暇活動では主に、お稽古(お華・お茶)やソフトボール、音楽サークルなど、外部より講師を招いて活動を行っています。
平日 | 休日 | |
7:00 | 起床 | |
7:30 | 着替え・洗面 | |
8:00 | 朝食 | 起床 |
9:00 | 歯磨き | 朝食 |
10:00 | 生活介護時間帯 | 余暇 昼食 余暇(買い物など) |
17:30 | 夕食 | 夕食 |
18:30 | 入浴(入浴後は余暇時間) | 入浴(入浴後は余暇時間) |
21:30 | 就寝 | 就寝 |
年間の予定
5月 | 園遊会 |
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7月 | 七夕会 |
8月 | 一泊旅行 |
10月 | 日帰り旅行 |
12月 | 園遊会 クリスマス会 |
大晦日 | 年越し行事 |
3月 | ごくろうさん会 |
※その他法人の行事への参加と個別外出を提供しています。
施設情報
平成27年10月1日現在
施設名 | ももぞの育成園 |
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施設種別 | 指定障害者支援施設 |
所在地 | 岡山県岡山市北区粟井2786番地2
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連絡先 | TEL(086)299-0623 / FAX(086)299-0670 |
施設長名 | 押目 康浩 |
職員数 | 33名(管理者1,サービス管理責任者1,看護師1,生活支援員24,家政員2) |
指定事業者番号 | 3310100841 |
設立概略 | ももぞの育成園は、「知的障がい者更生施設」として障がいの重い方のための安定したくらしをする場として、昭和57年に建てられました。平成19年4月より新事業体系へ移行。現在は「生活介護事業(定員40名)」「施設入所支援事業(定員40名)となっています。 |