障がい児入所施設
ももぞの学園
子どもの笑顔を守りたい。
唐川 孔樹Kouki Karakawa
ももぞの学園 施設長
ももぞの学園は知的障がい児の入所施設で、保育士・児童指導員等の資格を有する職員が生活の支援にあたっています。子どもたちの「主体性」を尊重し、充実した日々が過ごせることを大切にし、生きていくうえで遭遇するであろうさまざまな困難を克服する「心の強さ」「逞しさ」を育み、子どもたちが「健康」で「豊かな情操」を持った人間として成長していくための支援を行います。
生活単位を8名程度ずつとし、家庭的な雰囲気のなかで、生活を通して子どもの笑顔を守っていくことを大切にしようというのが、全スタッフの共通する思いです。家族との絆を大切にしながら、子どもの日々の成長にやりがいを感じ、子どもたちの主体的な育ちを見守るなかで、自分たちには何ができるのかを考える毎日です。
事業内容
8名前後の少人数グループをつくり生活する入所施設です。「個別支援」という支援計画に沿って、家庭的な雰囲気のなかで一人ひとりを支援し、個別性に配慮した生活の場を提供します。短期入所サービスもご利用いただけます。
ご利用対象年齢 | 3歳~18歳(原則として) |
---|---|
定員 | 入所施設 40名 日中一時支援 2名 短期入所 5名(空床型) |
ご利用手続き | お近くの福祉事務所もしくは、岡山市こども総合相談所、中央・倉敷・津山の各児童相談所にご相談ください。 |
主な活動・援助内容
少人数での生活
年齢や個々人の特徴に応じ、約8名前後のグループで生活しており、性差、ライフステージ、障害特性、人間関係等考慮したうえで、生活空間をつくっています。全部で5つの生活空間があります。
個別性を大切に
日常生活を送るうえで大切なポイントを、一人ひとり個別に把握し、「個別支援」という支援計画に沿って支援しています。また、落ち着きやゆとりある空間のなかでも、集団で生活するという視点に立ち、定期的に「個別支援ポイント(支援の手順)」を示し、共通した支援も行っています。
生活の場として
プライバシーが守られ、ゆとり・潤いを感じられる環境づくりをしています。また、家庭的な雰囲気のある環境のなかで支援を行っています。
健康面については看護師と協力して必要な情報・知識・技術などを伝えています。また、総合病院や近隣医療機関と連携し、怪我や疾病などに対応しています。
将来の生活に向けて
自己選択、自己決定の力
いろいろなことを自分で選び、決めることのできる力を身につけられるように支援しています。また、職員と本人たち、本人たち同士が要求や訴えを伝え合う時間を設けています。
生活技術
洗面、歯磨き、手洗い、入浴など習慣として身につけることができるように支援します。料理、掃除、洗濯や、計画的な金銭の使い方など、将来必要とされる力を身につけていきます。
教育
学齢期の方は、支援学校や地元の小中学校の支援学級へ通っています。高等部生の一部はJRと路線バスを利用して、自力で通っています。学校とももぞのとで連携を密に取り合い、包括的に一人ひとりを支援しています。
就労
支援学校高等部では職場実習の取り組みがあります。利用者の方・ご家族の方と、学校との懇談により実習先を決定しており、可能な範囲で支援します。
ももぞの学園においても、中・高卒業後、職場開拓や職場実習などを行い、就労に向け、支援します。
日中活動
『山の子活動』
高等部を卒業した人たちを対象に、作業活動、創作・文化活動、運動、外出などの余暇活動を行います。
『ひよこ活動』
就学前の幼児を対象として保育活動を行います。
地域資源を活用し、交流を図ったり、創作活動、お散歩、リズム遊び、おやつづくりなどの活動を行います。
施設情報
平成27年10月1日現在
施設名 | ももぞの学園 |
---|---|
施設種別 | 障がい児入所施設 |
所在地 | 岡山県岡山市北区粟井2789番地
|
連絡先 | TEL(086)299-0622 / FAX(086)299-0667 |
施設長名 | 唐川 孔樹 |
職員数 | 24名(施設長1、児童発達支援管理責任者1、児童指導員・保育士あわせて15名、介助員1、心理職1、事務員2、職業指導員1、看護師1) |
指定事業者番号 | 福祉型 障がい児入所施設3350100024 施設入所支援・生活介護3310102979 短期入所331010601 |